認知症基本法で何が変わる?
→特別、劇的な社会変化は生れないと予想される。
法案が出来た経緯は何か。
→政府の考える事と世論の介護生活苦(介護困難)の乖離。
政府のイメージしているのは、
要支援1程度の養護者を想定しているのかも知れません。
話を医療に移しますが、
2006年ガン対策基本法 成立
→現場では、疼痛ケア(緩和ケア)の推奨・推進が図られた。
(例)
モルヒネの使用を医師が学び、ターミナルケアが進みました。
→我々の生活もかなり変化したのは事実です。
生命保険も変化しました。また、「カウンセラー」と呼ばれる数も
増加をしております。
話を介護に戻します。
そもそも論、認知症で困ることは何か。
→幻覚・妄想・徘徊などの周辺症状で困ります。
物忘れをしてもハッキリと困るとはなりません。
今後の見通しですが、認知症の周辺症状における幻覚・妄想・徘徊へのアプローチの方法が変化すると予想されます。
段階的に死というものに歩む「死生観」などの正しい価値観の情報が共有されることが予想される。
「人生会議」「リビングウィル」「遺言書」「胃瘻」など聞いたこともない言葉かも知れませんが、今後はこのような言葉をよく耳にする世の中になるかと思われます。
今から、しっかりとした知識を身に着け、正しい判断を自分で選択できるように準備をしておきましょう。
僕自身もまだまだ勉強中です。一緒に勉強して頂けるなら、お気軽にご相談いただければ幸いです♪
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